打ち上げられたイルカ、ほとんど衰弱死

 茨城県鉾田市の海岸で、10日朝に打ち上げられているのが見つかった多数のイルカは、11日夕までにほとんどが衰弱死しました。

 研究者約30人が現地に入り、死んだイルカを解剖したり、持ち帰ったりして、打ち上げられた原因を調べています。

 このイルカは10日午前6時頃、茨城県鉾田市の海岸で打ち上げられているのを近くの住民が発見。市の調査ではイルカは150頭近くにのぼることが判り、海に戻すなどの救助活動が行われていました。
 打ち上げられていたのは体長2~3メートルのカズハゴンドウで、市や茨城海上保安部などによると、海岸沿い4キロ・メートル以上にわたって見つかっていました。

 付近の海岸では2001年、2002年、2011年にも50~90頭のカズハゴンドウが打ち上げられています。

 沖に戻しても、衰弱しているせいか再び打ち上げられてしまうイルカが多かったようです。

 国立科学博物館(東京都)などによると、打ち上げられた原因は
 1.餌の深追い
 2.シャチに追われてパニック
 3.内耳の寄生虫で方向感覚を喪失
 等が考えられると言う事です。

日独、石炭火力推進で一致

 安倍首相とドイツのメルケル首相は9日の首脳会談で、エネルギー効率が高い石炭火力発電の導入を進めていく方針で一致、日独両国の専門家による協議の場を設ける事になりました。

 ドイツと言えば、先進国では一早く脱原発を決め、太陽光など再生可能エネルギーの普及を目指してきましたが、コストが高すぎるために石炭火力への回帰を進めています。

 石炭は、石油や天然ガスに比べて埋蔵量が多くて価格も低く、調達先も世界に分散している利点があります。しかし、最大の欠点は二酸化炭素の発生量が多いこと。その量は天然ガスの2倍にもなるといいます。さらに、エネルギーは重油の半分で、石油燃料を使用する場合よりも大きなボイラーが必要となります。その他、硫黄や窒素、煤塵などの汚染物質を他の化石燃料よりも多量に含み、脱硫装置や排煙脱硝装置が必要です。

 中国で深刻な大気汚染も、その最大の要因は家庭で使われる石炭だと言われています。あまり頼るのも考え物です。

すき家、25億円の赤字

 牛丼チェーン「すき家」を運営するゼンショーホールディングスが10日に発表した2014年4~12月期連結決算によると、最終(当期)損益が25億円の赤字だったそうです。前年同期は7億円の黒字でした。

 同社が4~12月期で最終赤字を計上するのは1997年の上場以来初めての事で、売上高は10.2%増の3834億円でしたが、本業のもうけを示す営業利益は75.1%減の14億円にとどまっています。

 すき家は元々深夜の1人勤務「ワンオペ」と、そこを狙った強盗事件が頻発した事が問題視され、警察庁からもワンオペの解消を求められていました。しかし、景気回復で求人件数が増えると、すき家へのアルバイト募集が急減。さらに、すき家の過酷労働に嫌気がさしたアルバイトが大量に退職、ワンオペ解消どころか、昨年10月時点で全国約1900店舗のうち1254店で深夜営業そのものが休止に追い込まれていきました。今年1月末現在でも815店で休止していますが、同社は6月末までに全店で深夜営業を再開させたい考えです。

 牛肉価格が一時、前年比で2倍にまで高騰した事も利益を圧迫したようです。吉野家も牛肉の国際価格上昇のため、牛丼の値上げをしていました。