岡田代表、代表選不出馬を表明

 9月に行われる代表選で再選を目指すとみられていた民進党の岡田克也代表は、30日の記者会見で代表選に出馬しない意向を明らかにしました。

 岡田代表は「自身の達成感がある。維新の党との合併、あるいは野党共闘路線の方向付けができたと思う」とした上で、「新しい人に担ってもらったほうが、党にとっても日本の政治にとっても望ましい」と述べ、代表選には出馬せず、任期一杯で退任する意向を明らかにしたものです。

 先の参議院選挙で共産党との共闘に舵を切って一定の成果は出せたものの、議席数の後退傾向は止まらず、支援団体の連合や民進党内部には共産党との共闘に反発する声も強く、共闘路線を決めた岡田代表への不満も大きくなっていたと言われます。

 次期代表については、知名度の高い蓮舫代表代行(48)を推す声があがっていますが、前原誠司元外相(54)、細野豪志元環境相(44)、枝野幸男幹事長(52)、長妻昭代表代行(56)らの名前も挙がっています。

安倍首相、対ロシア経済協力表明

 安倍晋三首相は6日に行われたプーチン大統領との日露首脳会談で、経済分野を柱とする8項目の協力プランを提示しました。

 協力計画には、従来進めてきたエネルギー分野に加え、交通網整備や上下水道改修、日本式の病院施設建設などが含まれています。これは一般の国民にも恩恵を実感してもらう狙いがあると見られます。

 中国の経済が減速するなどして、資源の国際価格が大きく下落。特に原油価格の下落が著しく、輸出国であるロシアの経済状況は悪化しています。さらに、ウクライナ問題で欧米諸国から経済制裁を課され、併合したクリミアもロシア経済の足を引っ張り、最悪GDPがマイナス成長になる可能性も指摘されています。そこで、安倍首相はロシアにとって関心の高い経済問題をテコに、北方領土問題を含む平和条約交渉を進めたい考えです。

 日本政府は今後、経済協力と北方領土交渉を同時並行で進めたい考えですが、日本は欧米に同調して対露経済制裁に参加しており、その整合性を問われかねません。

H2A、2023年で引退

 文部科学省の8日発表によると、現在の主力大型ロケットであるH2Aを引退させ、世代交代させる計画だそうです。

 計画によると、H2Bを2019年度、H2Aを2023年度に引退させ、後継ロケットは開発中のH3に一本化。2020年度にH3の1号機を打ち上げる計画です。

 H2Aは1996年に開発がスタート。それまでの主力ロケットだったH2の相次ぐ事故を受けて信頼性の回復を目指し、さらに構造の簡素化によりコストを削減、価格競争力の獲得も目指して誕生しました。2001年に1号機の打ち上げに成功、2016年3月時点で30回打ち上げられて29回成功しています。さらに引退する2023年度までに、約20機の打ち上げが計画されています。

 H3への世代交代が正式に決まったようです。日本のロケットは頻繁に世代交代しているように見えますが、何せ打ち上げコストが高くて海外からの商業受注が中々出来ません。H2Aでかなりコストダウンしたのですが、それでもまだまだ海外のロケットに比べて割高です。