船橋オートレース廃止

 千葉県と船橋市は12日、船橋市湊町の市職員研修所で記者会見を開き、2015年度末で船橋オートレースを廃止することを正式に発表しました。

 船橋は「オートレース発祥の地」とも言われ、ピーク時の1990年には約744億円の売り上げを記録。かつては県と市にとって貴重な財源でしたが、売り上げは次第に減少、1997年から赤字に転落。2006年度からは、県と市がレースの運営を民間企業に委託し、一定の収益を企業側が保証する契約を結んでしました。しかし、売り上げはピーク時の7分の1以下となる103億円にまで減少し民間企業も撤退。さらに、車券の販売システムの更新や耐震補強、走路の改修などで計約14億2900万円の設備投資が必要と試算され、レース継続は不可能と判断したものです。

 森田健作知事は「オートレース発祥の地であり、多くのファンに愛されていることを思うと大変つらい選択だったが、厳しい収支状況等から廃止せざるを得ない」とコメントしています。

 これを受けて、全日本オートレース選手会船橋支部に所属する選手14人も同研修所で記者会見し、「一方的に働く場を奪われ尊厳を傷つけられた」とし、署名活動などを行い、廃止撤回を求めていく方針を示しました。ただ、赤字を税金で補填しながらレースを継続すると言う選択肢はありませんから、撤回は難しいでしょう。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です