日独、石炭火力推進で一致

 安倍首相とドイツのメルケル首相は9日の首脳会談で、エネルギー効率が高い石炭火力発電の導入を進めていく方針で一致、日独両国の専門家による協議の場を設ける事になりました。

 ドイツと言えば、先進国では一早く脱原発を決め、太陽光など再生可能エネルギーの普及を目指してきましたが、コストが高すぎるために石炭火力への回帰を進めています。

 石炭は、石油や天然ガスに比べて埋蔵量が多くて価格も低く、調達先も世界に分散している利点があります。しかし、最大の欠点は二酸化炭素の発生量が多いこと。その量は天然ガスの2倍にもなるといいます。さらに、エネルギーは重油の半分で、石油燃料を使用する場合よりも大きなボイラーが必要となります。その他、硫黄や窒素、煤塵などの汚染物質を他の化石燃料よりも多量に含み、脱硫装置や排煙脱硝装置が必要です。

 中国で深刻な大気汚染も、その最大の要因は家庭で使われる石炭だと言われています。あまり頼るのも考え物です。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です